2023年 11月 06日
【イベント報告】10/29開催「喪失の痛みと悲しみを超える」ご参加をありがとうございました。
皆さまこんにちは、絢です。
10月29日開催無償イベント「喪失の痛みと悲しみを超える」にご参加くださいました皆さま、お申し込みとワークのお受け取りをありがとうございました。
急遽のご案内にも関わらず、このブログとフィスブックでの告知だけで、たくさんの方にご参加を頂けて大変驚きました。
ご縁ある方々にこのイベントが届き、ワークをお受け取り頂けたことに感謝と喜びを感じています。
ありがとうございました。
今回のイベントはテーマが重かったため、イベントを通して皆様が感じられたことやイベントによる変化も様々なものがあったかと思います。
イベントから1週間経って、皆さまの方でも振り返りや内省・認識がしやすいタイミングになりましたので、それらを促す目的も含めてイベント報告を書かせていただきます。
そもそも、今回のイベントを開催するきっかけとなったのは、私自身が9月の末にペットを亡くしたことによります。
今年になってからお迎えした子でしたが、とても人懐っこく、何も考えてなさそうな無邪気な顔と小さな体がとても可愛い子でした。
家族全員でとても可愛がっていましたが、ニュージーランドでのライトワーク終盤に、ペットの住環境の欠陥による事故で亡くなってしまいました。
私が彼とお別れをするためには、私の帰国を待つために彼の体を不自然な環境に置くことになるので、家族にお願いをしてお別れを埋葬を済ませてもらいました。
帰国した私を待っていたのは、空っぽになった彼のお家だけでした。
彼の最後の姿を見ていないためか、悲しいけれどどこかで現実感がなく、本当の意味で彼の死を私が受け入れられたのが、彼がこの世を去ってから1ヶ月近く経ってからでした。
私は自分が思っているよりももっと深く悲しんでいて、その喪失感から立ち直れていないということに、その時やっと気付いたのです。
そしてその深い悲しみと喪失感の原因として、私が純粋に彼に愛情を注いでいたからだけでなく、彼に失った私自身の一部、私がもう2度と取り戻せないと感じている自分の側面を投影していたからだということにも気付いたのです。
私が今の私になる過程で、自分自身から切り離さざるを得なかった側面。
その側面を取り戻すことはもう2度とないと知ってはいるがゆえに、それをを彼に投影することでそれがこの世界でまだ存在できていること・生きていることができると感じられて、ただただ嬉しかったのかもしれない。
そう気づきました。
彼を失うことで私は、彼と共に自分の一部をまた失ったと感じていたのだと、そう思いました。
そしてこの気づきによってようやく、私は彼を失った心の傷だけでなく、そうした部分の自分の癒しのプロセスが本格的に始まったのです。
このイベントの概要自体はもっと早い段階からありましたが、イベントの形と私の気持ちが固まったのが、ご案内を開始した当日でした。
時間がかかってしまったけれど、自分のプロセスを通してイベントが固まっていく経緯と経験をより詳細に認識できたことは、私にとって大きな学びでもありました。
そしてこの学びが皆さまにイベントをお送りすることでより深まり固まることで、今回はより深いお手伝いを皆さまにさせていただける確信もありました。
家族や友人・ペットなど大切な存在を亡くした時だけでなく、それがなんであれ私たちが自分の愛情を傾けているものがこの世界からなくなる時、その対象が存在しなくなることによる喪失感と悲しみだけでなく、私たち自身からその愛が失われていくことにも大きな喪失感と悲しみを感じているのではないでしょうか。
私たちは愛されることよりも、愛することによって愛をより感じることができます。
見返りを求めない純粋な愛を送れば送るほど、愛すれば愛するほどに、私たちの愛は広がり深まっていき、自らに湧き上がってくるその愛によって私たちは愛というものを感じることができるのです。
ですから人であれ生き物であれ物であれ架空の存在であれ、愛する対象を失うことによって私たちは自分の内なる愛が感じられなくなり、その欠乏感・喪失感がさらに私たちを打ちのめすのだと思います。
失ったものが自分の側面であったとしても、その側面を失って辛いということはその側面に愛を感じていたからであり、本当の意味で失ったと感じているのはその側面ではなくやはり自分の愛なのだと思います。
けれど、愛は永遠です。
愛する対象がこの世界から存在しなくなってしまった時はもちろんのこと、例えば愛していた対象にもう愛を感じられなくなってしまったとしても、時空を超えた私たちの内側にある私たち自身の愛は今もそこに存在し、これからも永遠に存在し続けるのです。
この世界から去った存在に変わらず愛を送り続けることもできるし、もうその対象に愛を感じられなくなった時でさえ、その愛は私たちの内側に存在し続けてその愛を送る対象との出会いを待っているのです。
私たちに一度広がった愛は、小さくなることはありません。
愛は広がり続け、深まり続け、愛の源泉はこんこんと湧き出でる清水のように、永遠に枯れることなくその愛を湧き上がらせ続けるのです。
愛を失ったと嘆くその時ですら、本当は私たちの内側から愛は湧き出でているのです。
私たちが喪失の悲しみを本当の意味で越えられる時、それはそこにあった愛に気づき、その偉大さを再確認し、決して失われてはいなかった愛をもう一度取り戻すことでさらに愛を広げ深めていける時なのではないでしょうか。
今回のイベントにご参加くださった皆さまは、それぞれに喪失の体験を経験し、深い悲しみや喪失感を味わったことのある方々だと思います。
皆さまそれぞれのその苦しく悲しい経験を超えて、皆さまがご自身だけの愛を見つけ、その愛によってご自身を支え、この世界で生きてその愛を放っていけることを願いながら、イベントワークをお送りさせていただきました。
皆さまがこのイベントを通し、悲しみだけでなく怒りや憎しみからすらも愛を見つけ、どんなところにでも愛が存在することと、どんな経験からも私たちが愛を広げ深めていけることへの気づきと理解・実感が得られることを切に願っています。
そして私自身も今回のイベント開催からの学びとギフトをしっかりと受け取って、皆様と同じく内なる愛を広げ深めるプロセスをもっと辿っていきたいと思います。
皆さま、ご参加いただき本当にありがとうございました。
皆さまに絶えない愛と感謝をお送りします。
次回イベントで、また皆さまと愛とエネルギーによる交流ができますことを願っております。
またどうぞよろしくお願いいたします。
【ご感想をお寄せください】
今回のイベントのご感想や皆さまの気づきや内省結果などを、よろしければこの記事のコメント欄かリバースご感想フォームからお送りください。
(コメント欄はどなたからでも見える状態のため、個人情報のご記載にはご注意ください)
お送りくださった方には今回のイベント参加によるプロセスの加速やグラウンディングをお手伝いするヒーリングを、送信ボタンを押された直後に無償でお送りさせていただきます。
皆さまのイベント参加によるプロセスをさらにお手伝いさせていただけますと嬉しいですし、ご感想は今後のイベント開催・ワーク構築の参考にさせていただきます。
そして何より私自身の励みになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
【次回イベント予告】
次回イベント開催は、11月13日の新月か、その後くらいを予定しております。
今週中にご案内を書きたいと思っておりますので、よろしければぜひまた当ブロごをご訪問くださいませ。
Commented
by
K
at 2023-11-07 19:33
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いつもありがとうございます。
御崎さんのブログ読んでいると、自然と涙が浮かびます。解決しようとせずあまり無理しないようにします。
参加出来て良かったです!
御崎さんのブログ読んでいると、自然と涙が浮かびます。解決しようとせずあまり無理しないようにします。
参加出来て良かったです!
2
by rebirth_aya
| 2023-11-06 13:29
| イベント開催のご案内
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Comments(1)