絢です。新年あけましておめでとうございます。
皆様はどのように年明けをお過ごしになりましたか?
お一人お一人が少しでも心穏やかな、愛や平和や喜びを感じられるようなひとときであってくださると嬉しいです。

2020年はコロナに始まりコロナに終わったといっても過言ではない一年でした。どなたにとっても、様々な意味で、それぞれに大変であったことと思います。けれどこうした大変な時期にこそ、私たちは自分にとって大切なものを見出したり、人生についてより深く考えられるのではないでしょうか。そうした意味では昨年は、私たちが自分の人生の持つ意味について自己に問いかける機会になったのだと思います。
私も例外ではありませんでした。変わりゆく世界の中で自分のありようと立ち位置を模索し、自分の願いを見つめ、これからの世界で自分がどうありたいのか、何を行いたいのかを自分に問い続ける日々で、悩んだり迷ったりした日々もありました。けれど周囲も自分もこれまで以上に変わり続けていくであろうこれからの日々で、何が一番自分にとって大切であるかを見極め、自分にとっての正しさを見失わず、それらを大切に生きていくしかできないのだと思い至りました。
一人一人、大切なものも真実も違います。自分にとって大切なものや自分にとって真実だと感じるものは、他の人と同じとは限りません。どんなにそれらを問いたところで、理解されないこともあるでしょう。それでも私たちは、自分がその一瞬一瞬で真実だと感じるものを、自分にとって大切な価値観を尊重しながら生きるしかなく、同時に他の人にもその人だけの真実や価値観があるということを尊重して生きるしかできないのです。
あなたにとって大切なものはなんですか?どうしても譲れない願いや情熱や真実はありますか?誰が何を言ったとしても、どうかそれらを大切にしてください。そしてそれらを大切にもった上でこの世界でどのようにありたいか、どのように自分を表現したいかを常に自分に問い続けてください。そんなあなたとしてこの世界に成し遂げることがきっとあるはずです。それが誰に理解されなくとも、どのような形であったとしても。
皆様にとって2021年が、より真実に自分らしい生き方へと近づく1年でありますことを心から願っています。お一人お一人により多くの光と喜びと祝福がもたらされますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。